Hinako Journal

ヒナコ・ジャーナル(Over50な妙齢のヒトリゴトやオモウコト)

2023-01-01から1年間の記事一覧

もしあと1年で人生が終わるとしたら

とある電車のドアの横にそのタイトル本の広告が貼られており、少し近づいてみると「泣きながら読みました」といった感想が書かれていた。正直その本を読みたいとは思わなかった。それはたぶん他の人の考えを知るのが怖いのだと思う。ただ「もしあと1年で人生…

妙齢のひとりごと「あなたのいちばんすきな花はなんですか」

サボテンや多肉植物、観葉植物は癒しになると思い毎週のように購入しては窓辺を埋め尽くしているものの、花について知っているものを挙げよと言われてもバラやカーネーション、カスミソウくらいしか思いつかない。 それでも花にも色々な顔があることは知って…

牛丼というものは、時々急に食べたくなる

皆様は一人で牛丼屋に入ることができますか。 私はカフェやファミレス、パスタ屋さんなど基本的に一人で入ることができるし、むしろ一人で気ままに食べたい派ではあるがなぜか牛丼屋には入れない。なんどかチャレンジをしようと思ったことはあるができなかっ…

わたしがブログを書く理由

こんなタイトルをつけながら正直あまり書けていない。それでも書くことをやめられないのにはどこか理由があるのだと思う。 夏休みの定番の宿題「読書感想文」はいつもパラパラとしか読まず目次とあとがきだけで適当に提出し当然ながら賞などをいただくことは…

夏休みだから雑談、そしてリコーダーについて

今年の夏休みは、仕事のことが気になるものの今は比較的落ち着いているため、休める時にきちんと休もうと思い、思い切って8/11の山の日から10連休することにした。とはいえ別に旅行などの予定はない。休みに入って決まった予定を立てなくてよかったと思った…

解約できなかった母の携帯電話、そして今

机の上を整理しているときに母の携帯が目に入った。文字が大きくできる高齢者向きの二つ折りの携帯電話だ。 母は私や息子が使っているスマホを見ては「私もスマホにしたい」と言っていた。そもそもスマホで何ができるのか知らない母に必要なものとは思えなか…

何年前からかは忘れてしまったが、かなり長い間私の手の爪はジェルに包まれている。ジェルに包まれているという表現が文学的っぽいと思って使ってみたが、わかりやすくいうとジェルネイルをしている。 ツヤのある口紅を引く。スリムなパンツを着こなす、ブラ…

昭和を生きた私と昭和に憧れを持つあなた

生まれてから社会に出るまでの子供を過ごした「昭和」、色々な意味で大人を過ごした「平成」、この先第二の人生を過ごすであろう「令和」。区切り良く時代ごとに思い出がパッケージ化されている。昭和について少し語ろうと思う。 若い人の間で昭和レトロブー…

アイスを口に流し込み、植物を眺める真夜中

カロリーが高いものは美味しいのが定説と言われている。基本的にはダイエットは継続しているが、一日に一度は食べたいものを食べたいだけ食べることにしてる。それは心の健康も守らないといけないと思っているからと言い訳している。ハマり食いの傾向があり…

TwitterがXに変更されたことは個人的にはどうでもいいと思ってる

TwitterがXに変更されあの青い鳥アイコンが表示されなくなった。かなり悲観の声が聞こえてきているが私自身は正直冷静だ。 Twitterに思い入れがないわけではない。そういえば出会った人とお付き合いをしたこともあった。もうとっくに終わっている恋愛で二度…

「オカザキ・ジャーナル」そんなエッセイが書きたい

「オカザキ・ジャーナル」 漫画家の「岡崎京子」さんが書いたエッセイが詰まった本。 オカザキ史上“伝説の”二大連載エッセイ、初の単行本化!「週刊オカザキ・ジャーナル」(『朝日ジャーナル』1991~92年)に加え、宗教人類学者・植島啓司との往復通信「コトバ…

人生という言葉は「不安」と同意かもしれない

見失っていた私自身を取り戻しつつある。ただ取り戻すということは現実を直視するということでもありこの一ヶ月間は仕事のことを考えている時間が増えた。今の私のミッションは風呂敷をたたむような業務でありそれは前向きなことではない。調整や連携がうま…

今を生きる

同僚との「おはよう」のあとに続く言葉が「なんか疲れがとれなくない?」から1日が始まる。かつて両親やご近所のかたたちが日々足腰が痛いと言っていたことを不思議に思っていたが、私がこの年齢になってその気持ちがよくわかる。私自身はいつまでも20代の…

死生観について

生きている意味について考えたことがなかった。死は早いか遅いかの差はあっても100%必ず起きることは認識していながらも漠然としたものだった。私にとって死はそれほど身近なものではなかった。祖父は父方母方両方とも私が生まれたときにはすでに亡くなって…

息子が社会人になって思う「子育て」について

今まで子供のことについて書くことは少なかった。特に大きな理由はないがあえて言えば「所有物」ではないからかもしれない。所有物というと言葉は悪いが、子供が感じていた思いなどを私が勝手に外にだしてはいけないような気がした。 息子が社会人となり一年…

人間が嫌いなあなたと私へ

なんとなく疲れていると思う。いつもなら幸せや切なさなどの溢れる思いをここに書きたいと思っていたはずなのになぜか手が止まる。たったこの数行を書くだけでもどれだけの時間がかかっただろうか。 SNSに関わる時間が減った。確かにその時間が取れないこと…

あのころの自由研究を思い出す

自由研究は、たいていどこの小中学校では夏休みの宿題とされていて、子供というよりも親のほうが「どうするの」と不安になるパターンが多いものだ。私もその一人で息子が夏休みになるとなぜか私のほうが胃が痛かった。 なぜかネットで挙がっているような大掛…

非感情移入症候群

人はどうして本を読むのだろう。音楽を聴くのだろう。映画やドラマを観るのだろう。「趣味はなんですか」という質問に「読書」「音楽鑑賞」「映画鑑賞」と答えていたが、本当に趣味だったのかと言われると違うような気がする。ジャンルに大きな偏りがあり、…

その曲には何も思い出はないはずなのに

「その曲には何も思い出はないはずなのに」というタイトルだけが下書きに残っていた。何を書こうと思って残していたのかは覚えていないが、きっと伝えたいことがあったのかもしれない。ただ「その曲」が何なのかはわからないがどこかで流れてくるとその当時…

妙齢のひとりごと(エクラになりきれない私と髪の重さ)

髪がまとまらず収集つかない状態になっていることに気がついていたが腰が重く美容院に行けずにいた。その原因の一つに未だにココという美容院に出会えていないことがある。不思議といいなと思うと私から逃げていくようにお店が移転したり担当者が異動したり…