こんなタイトルをつけながら正直あまり書けていない。それでも書くことをやめられないのにはどこか理由があるのだと思う。
夏休みの定番の宿題「読書感想文」はいつもパラパラとしか読まず目次とあとがきだけで適当に提出し当然ながら賞などをいただくことはなかったが、1990年代にインターネットが商用化され、世の中に誰でもが自由に表現できるブログというものが流行り始め、私もその流行りにのることにした。しかし目的を持って始めたわけではなく、また文章を書くことに慣れていないこともあって長続きするはずがなかった。それでも懲りずに何度となく始めてはやめてを続け今に至っているわけである。
決して読んでもらえない「あの人」に想いや感じていたことを「ある意味ラブレター」として書いていたのだと思う。まあ直接読んでもらったらとても恥ずかしく非常に困るが・・。直接伝えてはいけないことが世の中にはたくさんあるが、それでも心の中にとどめておくこともできない。きっとそんなことを綴っていただろうと思うとそれも恥ずかしい。
今でも「あの人」に読んでもらいたい想いはあのころと変わっていないかもしれない。ただ人生80年とっくに折り返し区間を通り超え存在意義を考えることがある。それは誰かに必要とされたいとかそういうことではなく、この時代に生まれ生きている意味を漠然と考えることがある。無意識ではあるがブログを書くことでこの人生に足あとを残したいと思っているのではないか。
きっと、わたしがブログを書く理由はそれなのだと思う。
特別お題「わたしがブログを書く理由」