Hinako Journal

ヒナコ・ジャーナル(Over50な妙齢のヒトリゴトやオモウコト)

牛丼というものは、時々急に食べたくなる

皆様は一人で牛丼屋に入ることができますか。

私はカフェやファミレス、パスタ屋さんなど基本的に一人で入ることができるし、むしろ一人で気ままに食べたい派ではあるがなぜか牛丼屋には入れない。なんどかチャレンジをしようと思ったことはあるができなかった。それは入店している方の速度感についていけないからではないかと思う。食べる速度は遅くないが、外食をする際にはゆったりとしたいため慌ただしく感じる牛丼屋は避けてしまうのだろう。

それでも牛丼というものは時々急に食べたくなる。牛肉というのに高級さが全く感じられない庶民的B級な味がたまらないし、家で作って食べることがないのが牛丼である。家であの味を出すのが難しいというのもあるが 、牛肉を購入したとしても牛丼を作ろうとは思わない。また冷凍の牛丼の具というのも購入してみたが、あの出来立てのお店の味とは異なる。

ちなみに、私が初めて牛丼屋に入ったのは社会人になってからである。
新入社員のとき営業担当者と同行するといった研修があり、同行中に「今日はランチごちそうする」と言われて連れていかれたのが吉野家だった。 それが、私にとっての初牛丼屋であり「牛丼=社会人」という構図ができた瞬間だった。私にとってはやはり牛丼屋はハードルが高い。

やっぱりあのスピード感についていけない。とはいえ牛丼はスピードが命である。
今度食べるのは何年後になるのだろうか。